スタッフ全員で共有したい!飲食店のリピーターに繋がる接客・接遇マナー

スタッフ全員で共有したい!飲食店のリピーターに繋がる接客・接遇マナー

2021年9月23日

おいしい料理、おしゃれな内装、清潔感、価格設定…
飲食店でお客様が「次もここに来たい」「とても満足した」と思うポイントはいくつかあると思いますが、
それら全部がそろっていたとしても「接客マナー」が悪ければ全て台無しにしてしまうでしょう。

きちんとした接客マナーはメニューや価格設定と同じくらい大切なことといえます。
今回は、スタッフの接客教育を見直すときに、考えておくべき点について解説します。

 

最低限身につけるべき接客ルールとは

自店で働くスタッフ全員が同等の高い接客意識を持ち、定着させていくにはどうしたらよいでしょうか。
ポイントは「スタッフ全員」が「同等の高い接客意識を持つ」ところにあります。
スタッフによって接客マナーが異なればそれは店の評価に繋がりにくく、
また、たった1人のマナー違反がお店全体の印象を悪くすることもあります。
そのため、店ではスタッフ全員が共通のルールで動けるよう
「接客マニュアル」を作成しスタッフ間で共有することが大事になります。

飲食店で接客が必要になるシーンとしては、

(1)出迎えと席までの案内

(2)メニューの説明

(3)オーダーを受ける

(4)料理を提供する

(5)会計と見送り

などでしょうか。マニュアルを作成する場合はこの基本的な流れに

・サービスの心構え

・接客の姿勢

・言葉づかいの正しい方法

を載せていくイメージで作っていくとよいでしょう。

「いらっしゃいませ」「少々お待ちください」「かしこまりました」「お待たせいたしました」
「申し訳ございません」「恐れ入ります」「ありがとうございました」など、
飲食店で基本となる言葉は特に、
スタッフ間でルールが共有されている場合とそうでない場合で大きく印象が変わります。


具体的なシーン例で接客の落とし穴を確認

スタッフ全員がお客様の立場になってみて、
来店してから店を出るまでの間スタッフのどこを見ているかを想像し、
ノートに書き出してみるのもよいでしょう。
その上で具体的な成功例・失敗例・予測できるトラブル等を想定して書き足していきます。
作成したマニュアルは限定公開に設定したSNSやクラウド上で共有しておくと、
スマホ世代の若いアルバイトは学びやすいかもしれません。


接客のベースにある “おもてなし”を忘れずに

ところで「接遇」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
接客はお客様と対峙したときの態度ですが、接遇は事前の準備や身だしなみなど、
お客様と対峙する前から「お客様に対し十分想像力を馳せ、心を配っておもてなしをする」ことです。

タブレットでのオーダーやキャッシュレス決済、ネット予約など、店側とお客様が直に顔を合わせ、
会話をしながらの接客をする機会は以前と比べて減っているかもしれません。
だから余計に、来店されたお客様にスタッフ全員が
しっかり接遇の心をもって対応することがこれまで以上に重要なのです。

接遇を見直してみたいという方は、接遇マナー講師のお客様もご紹介できます。
お話しを聞いてみたいと思った方は一度お問い合わせください。

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