相談窓口・産業医連携・セルフケア…介護スタッフの心身を守る!職場環境づくり

相談窓口・産業医連携・セルフケア…介護スタッフの心身を守る!職場環境づくり

2021年3月4日

長引く新型コロナの流行により、心身ともに疲弊している人が多いと思われます。
介護施設で働くスタッフは、仕事の面でも様々なイレギュラー対応に追われ、その負担は相当なものと想像できます。

今回は介護施設で働くスタッフの心のケアと、安心して働くことができる職場づくりについてご説明します。

職場が「安心できるコミュニティ」であることを心がける

介護施設では、感染予防のため入院患者や施設利用者の家族との面会を制限しているところも多いのではないのでしょうか。
通常業務に加え、先行きの見えない不安や孤独・閉塞感を抱える患者さんのメンタルケア、
新型コロナに対する緊張感…介護スタッフは長らく、普段より厳しい状況に置かれているでしょう。

こうした状況の中、スタッフに少しでも心を安らかに、心身のケアをしながら働いてもらうにはどうしたらよいでしょうか?

1)相談窓口を設ける

例えば、職場としてすぐに実行できることに相談窓口の設置があります。
抱えている悩みやストレス、職場内の人間関係などについて気兼ねなく相談できる窓口を設け、
精神的な負荷がかかりすぎているスタッフを見つけ出す体制を整備します。

また、社内の人に相談しづらいケースもありますから、
産業医と連携したり外部の相談窓口を利用したりすることも有効な対策となります。
医師会が年に1~2回程度行っている無料の産業医派遣サービスが利用できる地域もありますので、
所轄の医師会に確認してみるのもよいでしょう。

2)セルフケア等の研修を設ける
そのほかに、セルフケア(自己健康管理)などについて学ぶ機会を設けることも有用です。
自身が抱えるストレスへの気づきや対処法を学ぶことで、
利用者への対応はもちろん、職場の同僚・部下との適切な関係づくりについても確認することができます。

大切なのは「話せる場所」を作ってあげることです。
自身の話を聞いてくれる場が用意されているという事実は、多少なりともスタッフに安心感を与えるでしょう。
事業主や業務のリーダーとなる人は、スタッフの言動をよく観察し、声掛けしたり話をしやすい雰囲気を作ってあげましょう。

職場が安心できるコミュニティであることが、介護スタッフの体調ケアに繋がります。
コロナ禍で皆が疲弊しがちな今だからこそ、
事業主とスタッフが協力して一体となり、スタッフも、利用者も安心できる環境を構築していきましょう。

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