美容院を『二刀流』にするには今がタイミング!!!
2020年5月20日
美容業の方はこのコロナの影響で思うように営業できていないのではないでしょうか?
コロナ対策による外出自粛で、美容院に行きたくても行けない方がいるのは
周知されているかもしれませんが、
そうでなくても、女性はいつだって美しくありたいと思っている点に皆さんは気づいていますか?
コロナで騒がれる前から、
妊婦さんや産後まもなくて美容院まで行く時間のない方、
高齢者や疾病があり外出が困難な方が、
「美容師さんに自宅に来てもらえたら・・・」という声は多く聞こえていました。
そういった方々をターゲットにした『訪問美容』が、年々需要を伸ばしています。
事業としてサロンワークと訪問美容の両方を運営したいと考えているオーナーにとって、
今は着手すべきタイミングといえるでしょう。
この大変な時期だからこそ、ピンチをチャンスに変えるべく、コロナの終息後を見据えて準備しませんか?
今回は、そんな『訪問美容』についての事業展開のポイントを大きく2つ抑えてお伝えしていきます。
ポイント1
スタッフに、サロンワークと訪問美容を『兼任』するか『専任』するか配置を決める
兼任か専任かによってスタッフの働き方やサロンの運営目的も変わってきます。
長く続けていくためにサロンスタッフの将来設計や目標に合わせて、
どちらの方針があっているのかを見極めていくことが重要です。
≪兼任の場合≫
店舗での予約が少ない曜日や時間を訪問美容に充てることで、
勤務時間内のスタッフの稼働率をあげられます。
ただし、店舗の定休日や繁忙期には、時間と人手が不足し、
訪問自体ができなくなってしまうこともあるかもしれないので、
シフト管理や調整に注意が必要です。
≪専任の場合≫
資格を保有しつつも美容師として従業していない休眠美容師や、
勤務時間に制限のあるママ美容師をパートとして雇うことで、
働きたい美容師に復職のきっかけを作ることができます。
また、スタッフの知識や就業形態を統一することで専門性が高まり、
訪問美容に特化したサロンを経営することもできるでしょう。
ポイント2
“顧客満足度”を高める特有の知識とスキル
方針やサービス内容、施術価格、宣伝方法や契約事項の決定など、
基本的なステップを乗り越えたあと、最も注力したいのがスタッフ教育です。
訪問美容はお客様の体調や施術環境も毎回違うため、
高齢者の多い施設や医療現場を訪問する際には、
素早い行動と適切な判断力はもちろん、安全管理と感染症予防策を徹底しなければなりません。
これらのスキルを高めるために、サロンで研修会を開いたり、
スタッフにセミナーへの参加を促したりするのもよいでしょう。
訪問美容特有の知識とスキルが、依頼する側の評価を左右することを忘れてはいけません。
サロン経営をしている事業者が、
新たなサービスとして訪問美容を始めるために必要な期間は、
平均で約3カ月といわれています。
経営方針を固め、スタッフの確保、教育、衛生管理を徹底し、
事業を拡大させてはいかがでしょうか。
会社の番頭さんでは、経理代行業のほかに、
営業でお困りの方に少しでもお役に立てるよう、努めております。
事業内容に問わず、この事業はどうしたらもっとよくなるか?など、
通常、税理士事務所ではサポートをしない経営戦略を一緒に考えていきます。
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