色彩・福祉・着付け・接客サービス…サロン経営の幅を広げる!資格あれこれ

色彩・福祉・着付け・接客サービス…サロン経営の幅を広げる!資格あれこれ

2021年9月16日

近年、カットやスタイリングの他に様々なサービスを実施するヘアサロンが増えています。

ネイル、頭皮ケア、まつ毛エクステ… など、ヘアカットと同時にほかの施術も受けられるサロンに
人気が集まる傾向があり、特に日々忙しい生活を送る人や
コロナ禍で外出回数を抑えたい人に需要が大きいと思われます。

サロンとしても、美容師免許以外の資格やスキル・知識を持つスタッフがいることは
集客の幅を広げる強みになります。

そこで今回は、サロンに有効なさまざまな資格について説明します。

 求められるのはカット技術だけにあらず

ヘアサロンでカットの他に有効と考えられる資格は以下のようなものがあります。

■ヘアケアマイスター認定

日本ヘアケアマイスター協会が認定するもので、毛髪の健康について専門的な知識でアドバイスができ、
それに対する処置を施せます。認定証を持つスタッフがいれば、
ヘアケアに関するプロがいるサロンというお客様へのアピールになるでしょう。

■福祉理美容師資格認定

日本理美容福祉協会が認定するもので、外出が困難な高齢者や障害者に訪問で美容施術を行えます。

■色彩検定

色彩検定協会が実施。学んだことを主にヘアカラーの分野で活かすことができ、提案の幅も広がります。

 

こうした認定資格を保有しておくと、技術面はもちろんお客からの信頼度も一層高まります。
また、福祉理美容師のように、高齢者や障がいのある人の自宅や介護施設で有利となる資格を持っていると、
今の時代では重宝されるでしょう。

これから資格や認定を取るのであれば、まずは、現在の自店が何を得意としているサロンなのかを整理します。
そのうえで、得意とする分野の技術をより一層高められるような資格や認定を取ることを検討するとよいでしょう。

例えば、ヘッドマッサージなら

・ヘッドリンパケアセラピスト(日本能力開発推進協会認定)

・2級 ヘッドマッサージstd(基礎) (日本ヘッドセラピスト認定協会認定)

などを取得しておくと、基礎的な知識の裏付けになるはずです。

また、着物の着付けなども需要が高いと思われます。着付けに関しては

・着付け技能士(全日本着付け技能センターが実施)

の資格があり、着付けとセットのプランを新たに導入する際などに役立ちます。

その他、化粧品やパーソナルカラー・メイクアップなど、美容に関する資格やサービスは多くあります。
強化していきたいサービスを決め、サロンメニューに導入してみてはいかがでしょうか。


接客に特化した資格でホスピタリティを向上

美容に関するサービスの他「サービス」においては

・接客サービスマナー検定

・サービス接遇検定

などがあります。お客様に気持ちよく施術を受けてもらい、
リピーターになってもらうということに繋がる資格・スキルを身に着けられるので、
コミュニケーションに特化したビジネス資格やホスピタリティ、
接客心理などに関係する資格もサロンの大きな強みになるでしょう。

美容師やサロン経営にとって、カット技術の他にも身につけておくとよい知識・スキルは多くあります。
利益と集客につながる資格や認定を調べて、収益力アップの手段として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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