ネット集客の最強ツール「割引クーポン」の活用術

ネット集客の最強ツール「割引クーポン」の活用術

2021年5月20日

初めての美容院やサロンを探すとき、最近はサイトやアプリで検索するお客様が多く、
ネットメディアに広告を載せることは大変有効です。
しかし、こうしたメディアへの掲載料は決して安くありません。

だからこそ、メディアに掲載した際に提供する集客ツール「クーポン」は有効活用したいところです。
今回は、クーポンで新規顧客を増やすコツなどを紹介します。

 

クーポンを作るなら、意図をはっきりさせる

美容系広告メディアでおなじみのクーポンは大まかに、次のような種類があります。

  • 初回限定クーポン
  • リピート時に使える割引クーポン
  • 店舗で販売している商品の割引クーポン

これらのクーポンを適切に使い分けながら、集客につなげることが大切です。

また、むやみに発行するのではなく対象者の視点を意識して、
慎重に内容を決めましょう。

割引クーポンは「店舗の意思表示」と感じとられる場合もあり、
なかなか設定が難しいものです。

例えば高級な隠れ家サロンとして売り出し中の店舗の場合、
高い割引率のクーポンは「どこかに落とし穴があるのでは?」と
利用者に疑念を抱かせるかもしれません。

リニューアルオープンや周年記念など大きなイベント時であれば高めでもよいかもしれませんが、
平時は低めの割引率に抑えたほうがよいでしょう。

相場よりも高い美容院の割引クーポンは、
利用者に対して「プレミアムなサービスを
一般的な施術代金で提供しているので、試してみてください」という意図だったり、
また、相場より安い美容院が10%OFFのクーポンを発行していたら
「格安でも技術はあるので、確かめに来てください」
という誘いのメッセージが感じとられるかもしれません。

 

初回限定クーポンのコツと落とし穴

では、新規顧客を開拓するなら、どのようにクーポンを作ればよいか解説します。
見込み客を呼びたいのであれば、初回限定クーポンを充実させるのがよいでしょう。

初回限定で 「〇%オフ!/オプションサービスを無料で追加!/お買い物割引/イベントの無料参加券」
など、来店への敷居を下げたり、きっかけを与えることによって
「行ってみようかな」と思わせる内容にします。

この時、
・どれくらいの人数に来てほしいか
・もし来店者が急に増えたらスタッフは対応できるのか
の2点は考えておかなければいけません。

自店のキャパシティを超える可能性がある場合は「平日限定」にするなどして様子をみるのも手です。

クーポンで施術料金を下げると、ストレートに来店者数が増えるので手ごたえを感じることができます。

ただし、初回の割引率が高すぎるとリピート率が下がり、
サロンの価値も下がるという点に注意してください。

初回限定クーポンは「試してみたい」という気持ちをゆさぶるには適していますが、
客単価を下げて、回転数を上げるというのは第一目的ではないと理解しましょう。

また、検索して出てくる店舗のトップページとクーポンには、
連続性を持たせる必要があります。

なぜなら、トップページに掲載していたサービス内容に興味を持ったのに、
初回クーポン紹介ページにそのサービスを試せるクーポンがないことが分かると、
利用者は別の美容院に流れてしまうからです。

これでは、検索表示の順位や店内写真に多くの経費をつぎ込んだとしても、集客効果は薄いといえます。
クーポンは必ず、ほかのページとリンクさせた内容で作ることが大切です。

サービス精神や勢いだけでクーポンを掲載すると、
利用者も意図がつかめず去ってしまうことがあります。

せっかく広告費をかけているのですからクーポンの内容はしっかり検討し、
集客に活かしていきましょう。

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